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いわゆる「素材」や、「素材感のある状況」に強く心引かれる。
午後の日差しが柔らかい泥の壁の情景や、使い込まれ、朽ち果てる寸前の鉄錆びた道具類の美しさ…。思わず見とれて終日を過ごしてしまうことが時々ある。 上津に暮らし始めてからは、それらに「竹」が加わった。もともと、手遊びレベルで竹のスプーンやフォークなどを作っていたのだが、ある時、数十人が参加する「調理して食べるイベント」の後始末に、大量の食器や調理器具を並べて干せる台が欲しいと若い仲間にせがまれた。これを切っ掛けに、この素材に本気になって向き合うことになったのだ。 続きを読む。 #
by nature21-plus
| 2009-07-21 23:37
| design
古ぼけた1枚の写真を見つけた。
若い日々の残欠を、ギュウギュウと押し込めてきた鞄の底から、その写真は出てきた。モノト−ンに見違えるほどに古ぼけた写真の中で、若い日の自分がやけにはっきりとした顔をして笑っている。 唐松の森をバックに、初夏の光に白く輝く花崗岩の尖塔の頂で、気持ち良さそうに笑ってた自分を忘れたのは、一体いつ頃だったろう。来る日も来る日も山を想い、ただひたすらに岩を攀り、生きることさえ考えていなかったあの若い日々。いつだってここに還れると信じて、山を降りたのはいつの日のことだったろう。 続きを読む。 #
by nature21-plus
| 2009-07-21 22:25
| 日々雑感&たわごと
天窓を大きく開け、朧ろにかかる月を眺めて涼んでいたら、その月の光が雫となって屋根裏部屋に舞い降りた。「蛍」だ。夏を想う感傷に、子供の頃の蛍狩りの記憶が蘇る。
団扇と麦わらで作った蛍かごを持って、田んぼの中の水路に、蛍を夢中になって追っていた。足もとの草むらが音立てて滑り…。不思議な時間の後に、真っ暗闇の水の深みにもがいていたことをいまも鮮明に覚えている。 続きを読む。 #
by nature21-plus
| 2009-07-21 21:20
| 島根日日新聞
このところ地主さんの山に通いつめて、心地よい思いに興味の尽きない日々を楽しんでいる。風倒木や枯れ枝などを少し片付けただけの森が、じつに心地良く、ロジカルにして凄いのだ。
手頃な杉を一本伐ってみたら、森の樹冠が大きくわれて、初夏の心地良い陽射しが燦々と落ちてきた。これを楽しみながら、この場所の建築用材として十分に育った杉や桧を伐りだすことをシュミレートしてみて驚かされた。なんと、隣地に迷惑かけることもなく、また「かかり木」などのトラブルを起こすことなく全て伐採が可能なように、じつに論理的に考えられ育てられているようなのだ。地形は、小さな尾根の末端部の急斜面で、どちらかといえば劣悪なのにである。 続きを読む。 #
by nature21-plus
| 2009-07-21 08:01
| 瀟洒なる森の中で
最近、「美しい…!」や「心地良い…!」など、いわゆる抽象言語と言われる言葉の使い方が、どうにもおかしいと思わざるを得ない機会によく出会う。しかしちなみに、その対象は、けして幼い子どもたちなどではなく、二十歳前後の若い女性たちなのだ。
このところ、焚き火小屋は「ベロニカの会」のメンバーの努力によって、嬉しいことに、さながら「ここは、田園レストラン…!」を思わせるほどに、パンを焼いたり、上津の豊かな食材を活かした料理や調理のワークショップの会場として使われることが多くなってきた。つまり、訪ねてくれる若い女性が増えているのだが、ときに、その素敵な容姿にまるで似合わない、唖然とするしかない言葉をよく耳にする。 続きを読む。 #
by nature21-plus
| 2009-07-21 04:41
| 焚き火小屋のこと
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