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一昨日、キャンプ用のガスストーブでパンを焼いて、それを記事にしてこのブログにアップしたのだが、これに、クレームというわけでもないが、「どうなのだろうか?」というご注進があった。
つまり、「いくら何でも、キャンプ用のガスストーブの火力でパンが焼けるわけがない」と、話題にされる方があるのだとか…。で、そういう誤解を招くような記事を、子どもたちの育ちの支援を主旨とする「しまね自然の学校」の代表者が書いていて良いのだろうかと…。 まったく「なにをかいわんや」としか言いようがない。正直、腹立たしいのを通り越して、あまりのばかばかしさに言葉もない。 しかし、何故、こうなのだ。 疑問に思うなら、見にくれば済むことだろう。感心があるのなら、目の前で焼いて見せてやるし、焼き方も詳細に教えてもやる。 たかが、いたずらにちかい火遊びの先にパンを焼いている程度のこと。これに嘘やでたらめを演じて、おいらや、しまね自然の学校にどれほどの利益があるというのだ。 あまりのばかばかしさに捨て置こうと考えた。だが、ずいぶん前にも似たようなことがあった。 ノートパソコンのジャンクパーツをインターネットのオークションで落として、これを寄せ集めて起動するマシンを組み立てて…。これにLinuxをインストールして子どもたちと遊んでいた。 ここに、ある教育委員会関係者から「まずくないですか」と、電話があったのだ。 何故かと問えば、「しまね自然の学校では、子どもたちにOSの違法なインストールをさせているようだが…」と、外部から問い合わせがあったのだという。 ジャンクパーツを集めてLinuxパソコンを組み立てるのに、子どもたちに伝えてあった予算は二万円。しかし、OSにWindowsを使えば、そのOSの値段だけでもそれなりにする。だけに、ジャンクパーツを使ったとしても、とても二万円ぐらいでノートパソコンが出来るわけがない。 つまり、「だから、違法なインストールをしているに違いない」と…。 この時も、なぜ、こうしたことが起こるのか首を傾げるしかなかったし、あまりのばかばかしさに呆れもした。己れの無知とおろかを棚に上げて、誰かの足元をすくうことにどれほどの面白さがあるのだろうかと…。 じつに、くだらないことだ。だが、おいらのすることで、つまらないうわさでも立てば、普段の業務に真面目に取り組んでいるメンバーや、ボランティアの少年たちに申し訳が立たない。 そこで、何ともなげかわしく馬鹿げたことだけれど、今夜もキャンプ用のガスストーブを使ってパンを焼いて、その詳細が解るような記事をアップすることにした。 まずは、銅製のドームをオーブン代わりに使ってパンを焼いている状態。 内部には使えなくなったフライパンを改造したプレートに、古瓦を適当にカットしたものを入れてある。ちなみに、この瓦を濡らしておいて、直火の入る釜の中の急激な乾燥を防いでいる。 ここに十分に発酵し、整形が済んだパン生地をのせドームをかぶせれば、つまり簡易のオーブンになる。 おおよそ十分後のパン生地の状態。瓦を塗らしたことで、前回は失敗した釜伸びが上手くいってくれたようだ。クープがきれいに割れて、大きく膨らんでいる。 そして、焼きはじめて二十五分後。こんな感じにきれいに焼けた。 ともあれ、これが事実だ。キャンプ用の小さなガスストーブでも必要なものを揃え理に叶った状況を作れば、ちゃんとパンは焼けるのだ。
by nature21-plus
| 2010-12-01 00:30
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