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7月に入って、個人的にも大切な来客があったり、焚き火小屋のさまざまなイベントが重なったりして思うように石積みが続けられなかった。そして、そうしたことの大半が一段落して、そろそろ8月も終わりがちかい。 つまり、猛暑と重労働を半ば楽しみつつ再開した石積みの現状報告。 「考えるための時間」と捉えてみれば、この半月ほど作業が出来なかったこともあながち無駄ではないようだ。これまでの作業の結果を、じりじりしながら見つめ続けたことで、さまざまな課題の解決策も見出せた。また、目の前に積み上げた壁の現実的なスケールから、当初に意識しなかったこの壁の新たな可能性も見えてきた。 焚き火小屋の構造補強のために積みはじめた北面の壁の転倒予防のために、コーナーに回り込ませたサブ・ウォール。これがこの壁の本来的な機能だった。しかし、焚き火小屋の将来的な可能性を意識すれば、それだけでは少し勿体ない。つまり、暖炉やパン窯を仕込むことにして、大幅に増設をすることにした。だが、おばあさんの畑に面して、日当たりも良い東側の壁でありながら、そうした機能と構造を考えれば窓をつくるなど大きな開口をするわけにもいかない。 つまり、思いのほかにのっぺらぼうの大きな壁面が出きることになる。じつは、これを何とかしたいと考えていた。 考えるまでもなく、この段階で思い描いたのは「クライミングウォール」。つまり、自然石を積み上げた岩登りのトレーニング用の人工壁。 屋根までの高さがほぼ三メートル。これから、排煙のための煙突を一・五メートルほど立ち上げるとして、それを支える石積みの壁面はあと一メートルぐらい。だとすれば、つまり高さ4メートルほどのハイボルダーにはなりそうだ。 写真2や3のように、ホールド(手がかり)やスタンス(足場)になるように岩を組み合わせながら積み上げれば、それなりの難易度のラインが何本か引けるだろう。 少なくともロートルクライマーのトレーニングにはこれで十分。また、ロープなども使えるように環境整備をすれば、初心者がクライミングの理論を学んだり、基礎的な学習をすることも可能だと思う。そして、体験教育事業体としてのしまね自然の学校のハイエレメントな疑似体験アクティビティーのための施設としても十分に機能する。 ともあれ、気象庁の予報に反して、ここ数日ずいぶん涼しくなった。とりあえず、あと一・五メートルを頑張って積んで、その後は、島根フリークライミング協会のメンバーに課題の設定などを委ねたい。
by nature21-plus
| 2010-08-27 12:00
| 焚き火小屋のこと
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