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三十年ぶりに再会した弟分と、三十二前に穂高に逝った後輩の墓参に二十五年ぶりに出かけて…。島根半島の強い風に、さながら溶けたかのように苔むす墓地で写真におさまった。
焚き火小屋にもどり、その写真をフルスクリーンで見たのだが、年老いたジジイが、古びた墓を背にしたそれに皆の感想は「ヘル・エンジェルス」。もう、「しなびた」や「あぶなそう」を通りこして「不気味」だというのだから笑えてしまう。 しかし、「維新のその後を生きのびた「志士の面影」みたいのあるじゃん!!」などと言う言葉に、当人はそれなりに満足。日本人で良かった!。清貧&侠気を感じさせる眼光のするどさとは、胴長短足の日本人じゃ無ければ似合わないのかも知れないなどと…。 しかし、この半月あまりの間の幾人かの古い友人たちとの再会に痛切に思う。その動機が「怒り」であれ、「夢」であれ、「手をあげ堂々と生きる人」の人生の如何に美しく素晴らしいのかを…。 これに、拍手&感謝!。そこに生きていてくれてありがとう。 じつは、この拙いブログをはじめて、今日で丸一年。いまにして思えば「あっ!」という間にも感じるこれに、ブログならではの多くの出会いや体験があった。 眼を見張るべき才能や努力や知恵。そして、美しくひたむきな懸命や真摯や善意などなど…。 とりわけ、このところの驚異的な体験は、ともすれば「ブログならではの奇跡」とも言うべきことであるのかも知れない。 三十年ほども音信の絶えていた友人に、思うところあってメッセージを書いた。これをボトルに入れて海に流し、わずかに数ヶ月後に、読んでほしいと願った友人の手元にこのメッセージが届いたのだ。これを奇跡と言わずしてどうするべきか。 たしかにwebの海には、検索という強力なツールが存在する。だけに関わりあう人々の本来的な資質に共通するものがあれば、この奇跡の確率は格段に高くなるのだろう。しかし、三十年ほども音信の絶えていた友人に届いたのだ。 これに、ただただ感動した!。 そして、焚き火小屋を訪ねてくれたその友人とこの上もなく心地良い数日をともに過ごし、彼を見送り、その気配の残る静寂の中に気づいてみれば、今日が、このブログをはじめて365日目。 ありがとう。 これまで関わってくれた多くの皆さん。そして、この拙く、ともすると傲慢にもちかい戯れ言を綴るだけのブログを訪ねてくれる多くのみなさん。ありがとう。 あなた方のおかげで、この上もなく素敵に素晴らしい一年を過ごさせていただいた気がします。そして、その感動を持ったまま、明日から新たな一年をはじめることができそうです。 当然、つぎの奇跡を信じて…。 ちなみに二枚目の写真は、焚き火小屋の地主さんの薪山に永く忘れられてあった美しい七段の白糸の滝。荒れるにまかせていた森を掃除して、苔むした谷の奥のこの素晴らしく美しい存在に気付くことができた。最後の十メートルほどの美しいそれ以外は、写真のような高さ二・三メートル程度の小さな滝が連続する。 その美しい滝を攀じり、苔むす沢をつめる。友人とその息子とVeronicaさんと…。
by nature21-plus
| 2010-07-19 22:55
| 日々雑感&たわごと
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