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考えもしなかった!。
これが無ければ、おいらがおいらでなくなってしまうぐらいの道具があるなどと…!。 夕刻、床の改修作業の合間に一休み。珈琲を淹れ、のんびりしようと考えたところに、しまね自然の学校の生え抜きの少年が顔をだす。数日前のぞきに来た父に、焚き火小屋の様子を聞いて面白そうだから見にきたという。 石積みの壁や、メインホールの床の変化に歓声をあげて喜んでいる。そして、他愛のない雑談の後に少年曰く、「ねえ!おかのさんにとって一番大事な道具って、なに?」と…。 これに、あまり考えずに「溶接機かな」と答えたのだが、少年、少し考えて「そうなの? でも、溶接機が無くても竹細工とかできるでしょう。あと、ナイフとかも…」という。 なるほど、確かにそうだ!。溶接機はパン釜やストーブなど、また建築に関わる鉄の細工以外には使えない。その他の竹細工や木工。そしてナイフ作りなどにも当然使い、これが無ければ何も出来なくなってしまうものは別にあった。 つまり、写真の「ベビーサンダー」がそうだ!。この少年に言われるまで思っても見なかったが、じつは鉄細工も素材のカットなどにこれを使う。だけに、厳密には、溶接機があってもベビーサンダーが無ければ鉄細工も出来ないのだ。 使い込んでボロボロの日立製のベビーサンダー。手に入れて、そろそろ三十年ぐらいになるだろうか。しかし、いまだ現役。今日も、床に埋める古瓦のカットに、朝から使いっぱなしに使っていた。 このサンダーを片手に、これまで一体どれほどのものを作ってきただろう。 あまりに膨大過ぎて、数を考えることなど出来はしない。しかし、ともすると、これまで作ったものはすべてこれをあったから出来たと言っても過言では無いのかもしれない。 しかし、そうか! おいらに、もっとも大事な道具は「ベビーサンダー」だったのか。
by nature21-plus
| 2010-06-20 23:55
| 日々雑感&たわごと
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