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上津の谷も少しづつ、春の気配が感じられようになってきた。。 だが、なんでか、おいらんとこだけ冬の最中?などとひがみたくなるほど、焚き火小屋のまわりには花一つ無い。 ご近所さんたちが、道路の拡張工事に連鎖する立ち退きのための整理に畑の桃や梅など果樹を切ってしまったこともあるし。。焚き火小屋のまわりもさまざまに片付けはじめて、庭先の花一輪に意識が向かないということもあるのかも知れない。。 しかし…。。 今日みたいに、雨なのか、もしかして(これで冷えれば)雪になるのかわからないような冬の出雲の空の下に一人いると。。 言葉などにしようもないほどに鬱な気分になってくる。。 だが、それでも腹はへるし。。 ということでパンを焼きはじめて考えた。。 いまの環境にコンパクトにつましい暮らしを考えたら、米を食べることに比べて手間暇かからず環境への負荷も小さいパン食のほうが良いかと、焚火で使える「鉄のパン焼き窯」などというものを作ったのが2008年ぐらいのこと。。 その後に「おまえ!馬鹿じゃねぇ。下火だけでパンが焼けるわけねえじゃん」などとプロフェッショナルな方々からのありがたいご忠告もいただきながら。。いろいろジタバタして、なんとか「ノブヒェン窯」がかたちになって。。 つまり、オリジナルといってもどこからもクレームなどつかないだろうパンが焼けるようになったのは。。 これをみると。。 2010年の12月ぐらいのことであるようだ。。 以来、東日本大震災の支援に連鎖して「わざわざぱん」のオリジナルなスキルや大切なパン種をいただいたり、「ノブヒェン募金プロジェクト」の舟木夫人がノブヒェン窯の製作プロセスを改良してくれたり、いろいろあって。。これまでに焼いたノブヒェンは二千数百個になる。。 つましくもこころ豊かに食べられるものがあるのは良いことだ。。 今日のようにすこし鬱な気分になりそうなときには。。小さな焔に無心に向き合うロケスト&ノブヒェン窯でパンを焼く時間そのものが救いだし。。 焼きたてのノブヒェンをかぶりつくようにほうばれば、自らをナーバスにするうちなるものが消えていく。。 しかし、春よ来い。。
by nature21-plus
| 2016-02-24 20:01
| nob-san Brötchen
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