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もう何年も履いてソールはぎりぎりまですり減り、アッパーや内部もそれなりに痛んでしまった。だけに捨てようと、何度かゴミ箱に放り込んだこともある。。 しかし、結局は、なぜか捨てきれず、その度ごとにゴミ箱から拾いだして作業場の片隅に投げてあった。。 先日、ノブヒェン窯の制作中に作業に欠かせないバンドソーを壊してしまい、ロケットストーブ製作の休止を余儀なくされてしまった。いや、作業は、バンドソーが使えなくとも他にするべきこと、出きることはいくらでもある。。 だからして、休止を余儀なくしたのは気持ちの持ちよう、つまりモチベーションの問題なのだ。。 じつは、バンドソーを壊してしまったときに左手の人差し指に怪我をした。本来なら指一本失っても不思議ではないレベルのトラブルに、運良くバンドソーが壊れてくれ、ことはかすり傷程度で済んだのだが…。。 しかし、考えてみればこの数年、焚き火小屋での作業中にこれほどのトラブルを起こした記憶がない。では、疲れていたのか? それとも慣れによる慢心か。。 これに素直に納得がいかない。どうにも、集中力を散漫にした理由は他にあるように思えてならないのだ。だが、その理由と思しきものにも思い至らず、ロケットストーブ製作の作業をする気になれずにいた。。 そんなことがあって、せめてバンドソーの修理が済むまでロケットストーブの製作を休止することに決めた。しかし、ノブヒェン募金のためのパンを焼くことは自らが決めた毎日の「しなければならないこと」であるし、春になって、焚き火小屋には人の出入りが多くなり休みをとって留守にすることもなかなかに難しい。。 さて、どうするか?と考えた先に、気晴らしにこのコンバースの修理をする気になったのだ。。 そして、なにごとも出来ることには限りがあるのだからして、はじめてしまえばことは簡単!。。ちなみにこの手の靴はソールの張替えが出来ないセメント製法という方法がとられているのだそうだ。。 だからして、原則的にオールソールの張替えは出来ない。。 で、これに「ああ!そうですか。。」では、このコンバースは捨てるしかないということになる。。 では、どうすれば良いか?。。 ことは簡単! コンバースの製造プロセスを考えて、この靴をオリジナルのソールが貼られる前の段階まで戻すだけのこと。。つまり、アッパーやインナーのウレタンを傷付けないようにオリジナルのソールを剥ぎ取って、新たにビブラムソールを貼れば良いだけのことだ。。 ちなみに、ソールを剥ぐ作業は別に難しくもない。いわゆる「ノコギリ」を使って(本来なら、ここでバンドソーが使えればベストなのだが、当然、使えないので…。)すり減った厚みの分だけスライスするようにオリジナルのソールをカットした。。 問題は、その後だろうか。。要するに、靴とビブラムソールの接着にどうすれば製造工程レベルに圧力をかけることが出来るかということ。。 まあ、悩んでもしようがないので、ここでは五ミリ厚の二枚の鉄板を使い、これを「シャコ万」という工具で抑え込むことにした。。つまり、下の写真の状況。。 ともあれ、思いの外に履き心地が良い。。そして少なくとも、これで後三年ぐらいはこのお気に入りを大切にすることが出来そうだ。。
by nature21-plus
| 2012-04-09 23:40
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