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昨夜遅く、一日の作業の予定が一段落したところで、三脚とセルフ・タイマーを使って撮った。 「馬鹿げたことかな」などと考えなくもなかった。だが、そろそろ六十がちかい自分のいまを、どうしても撮っておきたかったのだ。充足感や感謝などなど。大勢の隣人達に支えられてある現在の自らの心象の風景とでも言うべきものを…。 些細なことだ。この心地良いものの萌芽は、たぶん現代という時代には、取るに足らないレベルの些細なことであるのかも知れない。 三十年前。都市を離れようと決意したころに、それらのすべてが意識の中に明確であったわけではない。いまにして思えば、ただただ、「腑に落ちない」なにかに揺らいでいた程度のことだった。 自らの暮らしに必要なもののすべてが…。いや、ともすれば「生きる」に欠くべからざるものやことがらのすべてが、見も知らない人々や、個人レベルにはなかなかに理解しにくいシステムによって用意され、「これが普通。。」の言葉の下にその選択も拒絶も許されない。 この「腑に落ちない」ものの理解に、三十年の時間が必要だったのかも知れない。 この「しあわせなおとこ」が寄りかかる薪積みの壁は、自らデザインし、大勢の若い仲間たちとともに作り上げた。とりわけ、総量数トンに及ぶ薪は、秋山君という林業家を夢見る一人の青年がこつこつと長い時間をかけて用意してくれた。 また、その身に纏うインド更紗の「ルンギ」は、三十数年も前から、この「しあわせなおとこ」をよく知る親しい知人が送ってくれたもの。 ベビーサンダーや電動ドリルなど、様々な機械工具を使いロケットストーブを作り…。同時に天然酵母のパンを焼く。しかも、その作業環境は真夏の炎天下のように、ただただ暑く、熱いのだ。 正常な倫理観をもってこの状態を考えれば、その度ごとに、作業の内容ごとに着替えをしたい。 しかし、ここに注ぎ込むべき時間も金も無い。 「カディの腰巻みたいなものが無いだろうか」とメールを送った三日後に、この古い知人が写真のルンギを送ってくれた。インドネシアの「バッティク」という古布をパッチワークしたお手製の数枚の巻スカートとともに…。 つまり、「しあわせなおとこ」のいまは大勢の隣人達に支えられてある。 この仕事も…。。 次に、こうした作業も…。。 この「しあわせなおとこ」の見つめるものは、大勢の協働する隣人や、理解と大きな支援をしてくれる隣人たちとともに作り出したロケットストーブ。つまり、今日の作業成果。。。 ありがとう。。
by nature21-plus
| 2011-09-01 12:38
| 心象をスケッチする
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