|
最新の記事
最新のコメント
カテゴリ
全体
焚き火小屋のこと しまね自然の学校 瀟洒なる森の中で Linux design 島根日々新聞 田舎に暮らす 百姓をする女たち 日々雑感&たわごと 野外体験産業研究会 心象をスケッチする 伝える 焚き火小屋に火を熾して nob-san Brötchen ロケットストーブ ノブヒェン窯 ノブフェン募金プロジェクト お気に入りブログ
FC2ブログなど
以前の記事
検索
ファン
|
![]() ほうれん草やジャガイモなどに乾物のヒジキなど、岩手在住の友人と相談して現在の被災地でも容易に手に入る食材を使い、若い子育て世代の女性たちが元気になれるような料理を「瓦のキッチンストーブ」で作って見たいという。 嬉しいことだ!。 この知人の理解することや「体験ワークショップ」が、今日、明日の被災地にすぐに役立つなどとは考えない。しかし、長くなるだろう復興の道のりを思えば、被災地に限らず、今後のこの国には女性たちを中心に家族単位の「自律」は必然だと考える。 そしてそうした状況に子どもたちもが関われる火のある暮らし。心地良くて豊かな、それぞれの家族ならではの食の環境を取り戻すことが何をさておいても意識されるべきだとも思う。 「しまね自然の学校」という子どもたちの育ちの支援団体を二十年ちかく主宰して、そこに学んだものに照らして考えて見れば、どうやら戦後のわれわれの社会は些細な利便性に錯覚したものと引き換えて、人が、生まれ育ち生きて、そして穏やかに老いるために何にもまして大切なものを切り捨てようとしてきたかのようだ。「家族」というこの上もなく大切なものを大切なものと解するために必要な知恵や状況や、そして環境を…。 なにがそうさせたのかを考え、思い至ったのは「イヴァン・イリイチ」の「シャドーワーク」という概念。つまり「経済」を中心に、われわれの社会のすべての人々の存在とそのムーブメントを産業主義的価値観の中に捉え、「我家」の中心に妻として、母としてあった女性たちを「主婦」という「労働者」に貶めてしまったそれだ。 さらに、これに「都市の暮らしを支え、都市が利するだけの価値観」が、はるかな昔からこの国の底辺を支え続けてきた農山村の女性たちの居場所を破壊する。農山魚村は、産業主義的価値観の中に生産地として歪められ、「生活改善」という名の不合理の中に、女性たちは家族の中心にいることも、地域の長い歴史の中引き継がれてきた女性たちならではの「地域を支えるネットワーク」をも取り上げられてしまったかのようだ。 火を囲み協働する女性たちの如何に生き生きと美しいことか。幼児は、その足元に地域の一員として大切なことを教えられることもなく学び育てられ…。 「焚き火小屋」を造ったのは、その事実を検証してみたかったからだ。 三十人分ほどの調理が可能な「かまど」と「炉」が据えられて、女性たちと子どもたちこそが心地良く過ごせるデザインを意識した「焚き火小屋」には、家族に背を向けて一人「あなた作る人…」にならざるを得ない状況はない。 そして、その母とともに「火吹き竹」や火ばさみを手にして、健康に楽しそうな子どもたち。これに女性たちは心地良さそうに「なぜ?家では出来ないのに…」と不思議がる。 当たり前のことなのだ。現在のわれわれの社会の台所やキッチンは、その家の「主婦」一人が「労働者」として働くに必要な機能が徹底的に意識され優先されているのだろう。ここに子どもたちの関われる状況などあるわけもない。 そのふところに抱かれ、手をそえてくれる祖母とともに、床に置かれたまな板の上のかぼちゃに包丁を入れる子どもたちの豊かな育ちのシーンなど、まったく意識されていないのだ。嫁と姑が一緒に立てるキッチンが当たり前にあるのか。 また、民俗学者「宮本常一」がその著書に記すように、「まな板と包丁を持ち寄った女性たちがパタパタと地域社会を支えてしまう」状況など、いまの時代の何処にあるというのか。 ここにこそ、この国の未来に意識するべき重要な課題があるのではないのか。産業主義的価値観の中に壊された「家族」の本来的な有り様こそを、まずは取り戻すことに真摯であるべきだ。未曾有の大災害に不幸にして被災した人も、運良く被災しないで済んだわれわれも…。 「瓦のキッチンストーブ」と、この「ノブヒェン窯」とをはじめて使ってピザを焼いてくれた知人の感想がここにある。 そのムーブメントリーダーとして「焚き火小屋」にながく関わり、火を焚く調理にも熟練したこの知人には、これにはじめて触れる方々に比べて言葉にしきれない優位があるだろう。しかし、だけに感じられ、気づいたこともあるのかもしれない。 ほうれん草とアンチョビの美味しいピザが、被災地を想い用意された乾物の煮物のピザが、わずかな燃料とわずかな時間で焼けること。 ![]() ![]() ![]() ![]() この知人が見出してくれたものすべてが、一日も早く被災地に心地良く美しい「知恵」として届くことを願わずにはいられない。そして同時に、この新しい燃焼のためのツールの存在の意味と意義がこの国の復興と未来を思う大勢の人々に解してもらえたら嬉しい。 ※このブログはトラックバック承認制を適用しています。ブログの持ち主が承認するまでトラックバックは表示されません。
ブログの持ち主だけに見える非公開コメントです。 ブログの持ち主だけに見える非公開コメントです。 2011-03-30 21:52の鍵さん 嬉しい話だね。。ありがとう。。 そして、あなたの思いもとても嬉しい。。ゆっくりで良いのだから。。 これから、あなたたちが主役だから。。ありがとう。。 ブログの持ち主だけに見える非公開コメントです。 ブログの持ち主だけに見える非公開コメントです。 ブログの持ち主だけに見える非公開コメントです。 masiroさん、鍵掛け忘れてたから消したよ。。 あなたの思い、良く解ります。。ですね。。 おいらも、同感です。。努力します。。 じいさまのおっしゃるように、家庭が台所が、見直されるときがきているんでしょうね。日本の農家の台所はいいですものね。 火のあるところに村ができたとどこかに書いてありました。じいのブログだったかドイツのかたのだったか。ロンドンの下町でも昔は日曜日にパンを焼き終わったあとに、各家庭が一週間でも特別な食事をするお昼用に、お肉などを焼いてもらうために持っていっていたそうです。つまり、お料理をするために共同体が必要だったんですね。 今の家庭。チーンと電子レンジに入れる家庭がどれほど多いことか?イギリスだって、フランスだって、スウェーデンだってそうです。食って何でしょうか?って考えちゃいますね。 焼きあがったピアを見たて、一流シェフの作品だと思えます。 美味しさが伝わってくるのです。 食って作り手の愛情です、生きる糧ですもの、真剣に家族の食卓を考えてほしいと思います。 16:25 の鍵さん ありがとうございます。。お世話さまでした。。嬉しいです。。 eithbedさん >家庭が台所が、見直されるときがきているんでしょうね。日本の農家の台所はいいですものね。 二口のかまどがあると30人分の調理が出来ちゃうんですよ。。だから、冠婚葬祭が自宅で出来たんですね。当然、向こう三軒両隣の婦人たちがまな板と包丁を持ち寄って。。 >お料理をするために共同体が必要だったんですね。 とりわけパンを焼く文化圏ではそうでしょうね。だから、必ずその共同体の中心には女性達がいたのでしょう。 weloveaiさん >食って作り手の愛情です、生きる糧ですもの、真剣に家族の食卓を考えてほしいと思います。 そうですよね。そろそろ、お金があれば豊かなのだなどという錯角から開放されて、本当の食と家族を取り戻すべきだろうと思えるんですよ。。 読めましたか? もう記事になってるので、鍵コメじゃなくて、コメントです。 こっちでは、まだ手に入らず、です。 どんな風な記事か、早く読みたいです。 ブログの持ち主だけに見える非公開コメントです。 ご飯をいただくって本当に原点ですね! 食べないと力がわいてこないし、元気が出来ないです^^ 田舎の土間の雰囲気私も大好きです。 うちの田舎にも土間がありますよ~。 お味噌汁だってこれじゃちょっと味が濃いかな?薄いかな?いい塩梅かも?って気持ちをこめながらつくるって大切だと思っています。 夕飯も、お惣菜をたくさん買ってきてたべるより、ちょっとのものでも手作りで家族みんなで一緒にたべるほうが美味しいです^^ 私の作ったお料理でも家族みんなと一緒に笑って食べていると不思議と美味しくなるんですよ~(笑 私は手作りの料理がどれだけ美味しいか姉や周りの人達から教えてもらいました。 昔は本当に苦手だった料理も今では楽しく作っています~ もっと元気になったら私もじいさんに教わったオーブンで作ってみたいです! じいさんいつもありがとう! masiroさん いまね!メールしたよ。あなたとmiraさんにね。。 待ってあげてね。。(笑) naoさん こんばんは。
レスの順序が狂いました。お許しを。。 掲載の確認はしましたがまだ読んではいません。 知人にPDFで送ってもらうことになっていますから、たぶん、明日にでも…。です。。 ありがとう。。
| |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||