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とても美味しかった、おいらの昨日のランチのグリル。
「猪」。島根に来てから口にする機会が増えたこの農山村の厄介者の料理で、一番好きなのが、じつは燻製。 知人に燻製一筋四十年のプロが居たり。また、その弟子のような者があったりと、「これぞ本物」というレベルの燻製をいただく機会が多くて…。さらに若い友人に、山間部の小さな町の嘱託で猪の解体と食肉化を仕事にしていた者があった。 挙句にその調理をする場所は、いまどき究極の火遊び場とも言うべき「焚き火小屋」なのだ。だけに、たぶん極上の極みのような「猪」の燻製をいただいていたに違いない。 この二十年ほどの間に口にした食べ物の中の究極といっても過言ではないかも知れない。 などと、思っていた。 しかし、昨日のランチをいただいて、どうにもそれが揺らいでしまった。 「猪」のアバラ肉のじつに単純な塩漬けなのだけれど…。これが、「なんだこれは…」と思うほどに美味かった。 厳密に言えば、この調理。グリルではなくて網焼きなのだ。 ロケットストーブ用に作ったグリルパンの中に、二重構造の網を載せて蒸すように焼いたのだ。だけに猪から滴るオイルがハーブの香りと相まって、とても風味も豊かになった。 ともあれ、こんな贅沢があっても良いのかと思えるほどに美味かった。 ちなみに、この猪の塩漬けは、ロケットストーブつながりで数日前に「焚き火小屋」を訪ねてくれた京都の知人が持って来てくれた。じつに繊細な仕事がされたお手製だという。 この極上と、この縁に感謝するしかない。
by nature21-plus
| 2011-02-24 00:29
| 焚き火小屋に火を熾して
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