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そろそろ半月ほどになって、「ガスボトル・ストーブ」を使って煮炊きする暮らしにだいぶ慣れた。
このストーブ、暖をとるには、どうやら排気の熱の利用が主になる。つまり、当たり前の薪ストーブのように本体が熱くなるわけではない。だけに排気管を付けていない現状では、ガンガン焚いてもそれほどに暖かくない。 だが、コンパクトなキッチン・ストーブと考えれば、じつに低燃費でクウォリティーが高い。ちなみに一番上の写真は、ほぼ一日分の「ガスボトル・ストーブ」の燃料。 これほどの量で、朝早くから深夜まで何とかもってしまう。食事の調理と二回戦ぐらいパンを焼き、さらに暖をとるために終日焚いてもだ。 ちなみに燃料は、乾燥したクヌギと枯れた孟宗竹。これらを混ぜて使うことで火力の調節が可能になる。小さな火を長時間続けるにはクヌギが良い。とりわけ、コルク質の外皮は、燻ぶりながらゆっくり燃えてくれる。 しかし、火を焚くに、「燻ぶりながら…」を喜ぶのはおかしなことだ。燻製でもするならともかく、普通、火を焚くなら燻らない、つまり煙らないほうが嬉しいにちがいない。だが、そこが一次燃焼で発生させた「woodgas」を、ヒートライザー内部で二次燃焼させるロケットストーブの要なのだ。だから、燃料の投入する焚口ではいたずらに大きく燃える必要はなくて、むしろ半ば燻り続けてくれる状況こそがベストなのだ。 そして、調理のためなどにガンガン焚きたければ孟宗竹がを多めにする。これで、「ロケット・ストーブ」らしくゴーゴーと音立てた燃えてくれる。 また、パンを焼くときは、ヒートライザー以外の上半分のユニットを変える。二枚目の写真は、このストーブの副産物といっても良い「ノブヒェン」を焼いているところだ。 これまで、このストーブで焼くときに、火力のコントロールや簡易オーブン内部の湿度の調整に失敗すると、どうしてもパンのトップに焼き色が付け難かった。つまりパンの底だけが焦げてしまって…。だが、これが柳宗理のボウルに変えたら、写真のように綺麗に焼きあがるようになってくれた。 ただ、ヒートライザーと簡易オーブンの底とのクリアランスの調整に、かさ上げのための五徳をいれたので、焼き上るまでの時間が少し長くなってしまった。 しかし、この美しい焼き色は、どうだ。 また、この「ノブヒェン」、サイズと形はこれまでと同じなのだが、全粒粉を使ったことでパーフェクトな「カンパーニュ」と言えるのだそうだ。つまり、「ノブヒェン、田舎(カンパーニュ)に帰る」といったところ。。美味いわけだ
by nature21-plus
| 2010-12-28 23:52
| 田舎に暮らす
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