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焚口をいじって、燃焼効率を良くしたことを計算したはずなのに。。良くなりすぎ。。 「nob chen、ノブヒェン」の焼きあがり時間が半分になってしまった。と言うか、最初から温度が上がりすぎた。 たぶん、簡易オーブンの温度が高くなるだろうと、いろいろ考えたにも関わらず、釜伸びしすぎだ。しかも、これまで焼きあがりも弱火で四十分ぐらいだったのが、同じように焚いたはずなのに二十分でこの状態。 あげくに、欲をかいて「焼き色をもう少し…」と考えたのも大失敗。オーブンの温度が思いのほかに早く上がって真っ黒焦げ…。 まあ、美味しいから良いけど…。 しかし、「これはエンジンなのだ」と思えて、これに沿ったチューニングを意識したことが大きく効を奏したようだ。今日の「nob chen、ノブヒェン」の焼きあがりが、それを証明している。 しかし、「Gas Bottle Stove」。作った本人が言うのもなんだが、これは本当に凄い!。 ちなみに下のデーターは、おいらのブログの昨日の検索キーワード。「ロケット・ストーブ」関係がこれほど多く、この一週間ほどこの状況が続いている。 おいらは、まずはじめに「Gas Bottle」で「 ストーブ」を作りたかった。しかし、単なる薪ストーブではなくて孟宗竹を燃料に出来るストーブだった。理由は、数日前にも書いたのでここには書かないが、ロケットストーブに出会って、まさに「天恵」を感じるぐらいに驚いた。その基本理念や燃焼構造の考え方にである。 しかし、このストーブ。いたずらに耐火レンガとドラム缶を使った模倣だけなら止めた方が良い。また、もし仮に、「薪ストーブ」があたまにあるなら尚更である。このストーブ、「薪ストーブ」と決定的に違うところは、火を入れたら、その焚口にずっと人がついて、その火の管理をし続ける必要があるというところだろう。 つまり、薪ストーブのように太い薪を燃焼室に放り込んで、後は勝手に燃えつづけるという状況は難しい。言うなれば、火との関係が「囲炉裏」にちかいのだ。つまり、裸火をいじりつつ火を使うということだ。 たぶんこれは、現代の日本の住宅事情には相当に難しいだろうし、火をいじりつづけることが「焚き火名人」を自認するぐらいに好きな人でなければ、必ずや辛くなるだろう。 また、燃料にも課題がある。いまのこの国で、耐火レンガとドラム缶のロケットストーブに適した焚き木は思いのほかに手に入れにくいはずだ。だけに、大半が建築廃材や間伐材のようなものを燃料にすることになるのだろうが、これにしてもそうしたものが手に入りやすい環境にいなければ無駄に経費がかかることになる。 しかし、火をいじることが好きで、自分の環境に合わせてそのシステムも燃料もカスタマイズするぐらいの思いを持つなら、ロケットストーブは、ともするとそのライフスタイルを激変させるぐらいに面白いし、素晴らしい。 だが、繰り返すが、本当に自分の暮らしにこのストーブが有益かどうかを充分に考えずに大掛かりなシステムを施設すれば、建築までいじったあとに必ず後悔することになる。 まあ、じじいの老婆心に過ぎないが、充分に考えるに越したことはない。
by nature21-plus
| 2010-12-20 01:00
| nob-san Brötchen
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