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写真は、強度を確保するためにコンクリートの壁などに入れる鉄筋。別段、これといって特別なものではなくて、この手のものではもっともシンプルで安いもの。
石積みの壁に使っているこれの在庫が切れたので、ベロニカの会のtaeさんの叔父上に当たる方で、出雲市内で「勝部溶接所」という鉄工所を経営される方に発注をお願いした。 ちなみに、この方には、ぼくごときの注文を受けてもまったく利益などない。むしろ、限られた予算の中でやりくりしながらお願いする小さ注文は、煩雑にすぎてわずらわしいにちがいない。しかし、ホームセンターなどに購入すれば割高になるこれらを、いつも申し訳ないと思いつつお願いしている。 数日前にお願いしたのは、定尺六メートルの九ミリの丸棒をわずかに十本。鉄鋼会など専門の業者に頼めば不快に思われるレベルの本数ではあるし、とても配達など頼めない量なのだ。 これが、入荷したとの電話があって、焚き火小屋まで届けようと思うが、三メートル程度に切らなければ車に載らない、ついてはカットしたいのだがどうだという。バチが当たりそうなご配慮に感謝しつつ、これを了承しお願いした。 そして、昨日の午後。届けていただいたのが写真の鉄筋。なんと、驚いたことに、カットされた鉄筋は、一本一本、丁寧にバリが落としてあった。ものが、いわゆる「製品」であるなら当たり前のことである。しかし、届けていただいた鉄筋は、いまだ「資材」でしかないもの。 つまり、その後の作業中に誰かが怪我などしないようにと配慮された結果なのだ。 taeさんの叔父上。そろそろ、八十がちかいと伺っているこの方の善良と真摯と高潔で高邁な人柄に、感極まるしかない。 ただただ感謝! こういう人物の存在に。そして、こういう方にめぐり逢えた幸いに…。
by nature21-plus
| 2010-07-29 13:46
| 日々雑感&たわごと
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