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このところ連日の雨。石積みや床の改修など、外仕事が関係する作業がまったくできない。しかし、だからと言って、老い先みじかい我が身を思えば、「晴耕雨読」などを気取って読めるレベルの書物など読む気にもなれない。
何でも良い!。今日を生きた証をかたちにしたいと言えばすこしオーバーか。 先日、思うところあって再開した竹細工。続けなければ手が荒れるのは言うまでもないこと。しかし、昨年の竹のベストな切りどきに、つまらない雑用に追われ、その機会を逸してしまって細工に適した手頃な竹が手元にない。 焚き火小屋の屋根をたたく強い雨音も忘れてしまいたくて…。探してみれば三年ほど前のくず材の中に、スプーンなら、なんとか五・六本作れそうな端材があった。 だが、雑用が片付いた午後、スプーンを三本ほど作って、我ながらその手の荒れように唖然とするしかない。 まずは、「考えている」のだ!。作業中に「次はどうすれば…」などと、ことあるたびに考えている。 半年前に、そんなことは全くなかった。つまり、木と違って、木目や節などに翻弄されることのない竹は、一心不乱に作業に没頭できた。なにも考えずに手頃な竹を割って、こつこつと削って研いで、気がつけば、いつも予定どおりのかたちが当たり前にあった。 写真、奥の二本は、まだ最終仕上げをしていない。しかし、この不揃いなさまはどうだ!。作業した時間もこの三本だけで五時間。これまでの倍ちかくもかかってしまった。 技術とは続けなければ維持できない。この当然を理解しながら続けなかった結果である。 ましてや、このところ、体型が変わるぐらいの重労働を面白がっていた。結果、要らぬ筋力が邪魔をして無呼吸に作業するようなところで集中しきれない。 まったく、我ながら唖然とするしかない。
by nature21-plus
| 2010-07-03 20:51
| 日々雑感&たわごと
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