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春。野外になにをしても心地よい良く晴れた日曜日。再開した焚き火小屋の改修が日を追うごとにエスカレートする。
思いのほかの簡単に屋根の修理が一段落したところで、こんどは疎水に面した北側のファサードの一部を軒まで石積みにしたいなどという声が聞こえだした。 これに、「言うは易し行うは難し」などという言葉があたまをよぎらないでもない。だが、これも期日があるわけでもないし、材料の石は、焚き火小屋から歩いて五分ほど谷に無尽蔵にある。さすがに最近はあまり聞かないそうだが、近年まで、この谷の家々が、その礎石や石垣を廻したりするための石を掘り出した場所がちかいのだ。 朝晩の散歩がてらに、ここから数個づつも運べばものの一ヶ月ほどで必要な分量は確保出きるだろう。 つまり、そうした状況に遊び半分に外仕事を楽しんではいる。だが、一人暮らしのジジイがこうした遊びに嵌ってしまうと、思いのほかに厄介なことが夕食の支度。夕暮れに追われながら「もう少し・・」などと考えていて、気づいてみれば「日が落ちて真っ暗な中に埃まみれのままに空きっ腹をかかえて…」などという状況がままにある。 ときに、面倒だから「食べるの止めるか!」ということも少なくない。だが、いくら何でもそれがたび重なれば体調にも響いてくる。 そして、つまり、これに最近、ダッチオーブンを使う調理に嵌っている。 昼食や三時の休憩のあとに、野菜類を大雑把にカットして簡単な仕込みを済ませておく。あとは夕刻、片付けもののあいだに焚き火小屋の炉に火を熾しさえすれば、調理の大半が済んだようなもの。煮ようが焼こうが、すべてダッチオーブンに任せて自由自在。 なぜか、今夜は、冷蔵庫に豚肉だのエビだのがあって…。これに、玉ねぎや長ネギ、えのきにジャガイモなどを適当に放り込んでビールで炊いた豪華版。ついでに、煮汁を使って出汁巻き卵まで作ってみた。 これを美味しくいただいて…。後は焚き火の焔を楽しみながら、静かな春の夜に一人静かな時間をのんびり過ごす。 しかし、いまどきこんな生活。貧しいのか!それとも贅沢なのか。
by nature21-plus
| 2010-04-04 23:19
| 日々雑感&たわごと
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