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思わぬほどの春の嵐が吹き抜けて…。本格的な春の到来を思えば、冷たい雨の日々に逆戻り。しかし、これも畑や庭の草木の側に立てば恵みの雨であるのだろう。
本紙から、このコーナーへの執筆依頼をいただいたのは、二年前のこの季節。この幸運を幾人かの若い仲間たちと分かち合い、編集部と読者からのお叱りを覚悟しつつ駄文を連ね存分に勉強の機会とさせていただいた。続く昨年の春からは、そのテーマを焚き火小屋に関わることに変えていただいて、一人拙文を綴ってきた。 春の爛漫の花のこと。斐伊川からの風が爽やかに吹き抜ける夏の日のささやかなことがら…。また、可愛い幼児たちが楽しそうに炉辺に群れ遊ぶ心地良い秋の一日のことなど。当然、冬は、焚き火がもっとも恋しく嬉しい季節である。 一年とは、これほどに短いのかと思われる。気付いてみれば、本文がお約束した期間の最後となる。 この幸運に、じつに多くを学ばせていただいた。「書くこと」を意識しつつ眺める風景やその気配に…。本来的に「大切にすべきこと」や本当に「美しいもの」など…。その日々を漠然と過ごせば、ときに見失いがちなこれらの何たるかを解する機会をいただいた気がする。また、辛うじて続けることが出来たに過ぎないこれに多くの方々からの嬉しい言葉や励ましの声。中には、わざわざ焚き火小屋までお出かけいただいた方などもおられた。ただただ感謝である。 出雲のように美しい風景の中にも、現代という時代ならではのさまざまな課題があるようだ。これに、本紙のように地域に密着するメディアには、だからこそというレベルに担うべき重責があるに違いない。だけに、この二年のあいだ書き綴ることを許された拙文がその万分の一でもお役に立つことがあるなら、これに勝る幸いはない。 ともあれ、美しい春の芽吹きに新しい時代の可能性を託して、ここに拙文の筆を置こう。この幸運を与えてくださったすべての人々に感謝しつつ…。 再見!。 ※ 美しいことこの上ない上品な梅の写真は「旅するように暮らしたい」をブログタイトルに、素敵に美しい日々を綴られる草子さんからお借りしたもの。またぞろ、図々しいお願いをして…。
by nature21-plus
| 2010-03-23 15:08
| 島根日日新聞
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