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初冬の穏やかな日だまりの中に、しゃぼん玉を飛ばす幼い女の子のいるシーン…。こういう文字列を並べるだけで、なんとも幸福な気分になってくる。
親しい知人の姫君である。 しかし、この可愛いおさなごをさらにきわださせるこのひかりの豊かさたるや…。この上もない幸福な情景に言葉が無い。 知人は、このおさなごたちの豊かな育ちを意識して、二年前に中国山地の山間の小さな集落に移り住んだ。つまり、この姫君が生まれて間もないころである。 その企てを口にし始めたころ、多くの人々に「なぜ!?」と言われたそうである。しかし、当時の知人の思いの中にも、この幸福なひかりの中にしゃぼん玉を飛ばす我が子のシーンは無かったにちがいない。 さならがひかりに祝福される天使のような、この子の健やかなさまはどうだ!。いまの時代に、この知人の子どもたちほどの豊かさの中に育つ子どもらが、一体どれほどいるのだろうか。 残念ながら、思いのほかに少ないにちがいない。 しかし、ほんの一時代前を思い起こすことが可能であるなら、とりわけ知人の暮らす美しい山里などには、こうしたシーンに育つ子どもたちの姿が当たり前にあったはずなのだ。 ひかりに際立つ美しさの中に…。 われわれの時代が失いはじめたものの中には、ともすると捉えにくいこうしたものもあるようだ。 下の写真は、この天使のような幼児たち兄弟が大好きな我が焚き火小屋である。ちなみにこれは、「「田園に豊かに暮らす」を考える女性の会」のVerinicaさんがパンを焼いたある日の午後のシーンである。 そして、ここにも美しい午後のひかりが降りそそぐ…。 焚き火小屋は、ある意味「機能」である。現代という時代の中では、ともすれば「疑似体験」とも言うべき状況にあるが、言うなればここは、知人の暮らす美しい山里などの本来的な暮らしの豊かさを体験的に考えるための場所である。そして、その「機能」を、現代という時代の中にデザインし直してみたら、この美しいひかりが降りてきた。 当然のように、ここを訪ねてくれるすべての人が、この美しいひかりに感動し、そして賞賛する。 意識したことは、「誰でもがたやすく手に入れられる」ものと「誰をも心地良くしてくれる」ことと…。
by nature21-plus
| 2009-12-14 00:00
| 心象をスケッチする
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