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なにか、モノを作るとき、そのスケールや状況にかかわらず、完成度やモチベーションに大きくかかわることは、以外にも「片付ける」ことであるようだ。
技術などは、はじめは誰でも初心者なのだし、いわゆるわれわれが、名人、達人、もしくは「天才」などと呼ばれる人々とどこが違うか!。せいぜい「知識」や「経験」がないぐらいのことであるのだろう。だが、ときに、「持って生まれたセンスや才能が…!。」などと言う人に出会うことがある。 大方の場合、こういう人ほど、自分でモノを作ることをしない人だ!。そして、すこし器用な人に出会うと、要らぬ賞賛を連発して、ときに若い可能性を壊してしまう。 素人が、はじめる前から「出きるだろうか!?。」などと悩むことなど馬鹿げたことだ!。 どころか、本当に、なにかモノを作ることをはじめるつもりなら、自分は「絶対!天才だ。」と、自分自身に言い聞かせるぐらいでちょうど良い。 さらにを言えば、モノを作るに、もっとも大切なものと意識すべきは、「モチベーションをどう維持するか!」に尽きるだろう。ちなみに、中途半端な「器用」などは、ときに傲慢にもなりかねない誤解のさきに、得てしてことの本質を見失う。 そして、その「モチベーション」の維持のために、つまり、その道具を揃えたり、思い通りの材料や資材を手に入れるなどの「環境整備」が必要になるのだろう。だが、じつは、そうしたことも、あまり重要ではないようだ。 なぜなら、われわれには「見立てる」ことや、「代りのモノ」を選ぶということが出きるからだ。 こうしたことまで考えて見ると、じつは是が否でも意識すべきは、自らのモチベーションの維持を考えて「片付ける」ことに他ならない。資材や材料を片付けつつ、自分のモノを作る環境や思いをどのように維持するかだ。 とりわけ、作りながら、そのモノを使っていくようなこと。例えるなら「住宅のリフォーム」のようなことなら、それは、ときに挫折にも通じる重要な案件となるだろう。 とにかく、資材の片付けはやっかいだ!。とくに、中途半端に使い残されたそれは、ときに片付けようもなくなって、適当なところに山積みにして置かざるを得ないことがままにある。 写真は、野外にデザインされた照明器具にみえるだろうか。昼間は、その灯体を外しているのだが、このベース部分は古い瓦である。ともすると百年も前のそれは、現在では探そうとしても思い通りに手に入る代物ではない。だけに、機会ある度に、なにをさて置いても飛んで行って手に入れてきたのだが、じつに置く場所にこまった。 建築の柱や床に使えば、まったく見紛うほどに美しいデザインを可能にする。だが、「資材というレベル」にあるそれは、お世辞にも眺めて愛でる気分になれるものでもない。さらに量が有れば、どこに置いても、あからさまに「古びて汚らしいものが置いてある」状況が見て取れ、ときに焚き火小屋を訪ねてくれる人々の目につくことが恥ずかしかった。 きっかけは、些細なことであった。 資材と言うにも、もどかしいレベルの鉄くずの処理に、捨てようかどうか悩んでいたのだ。しかし、「寸鉄でも鉄は鉄!」と言う言葉が意味するように、じつは鉄は、数センチ単位のそれも「溶接」をするという金属加工ならではの技術をもって、十分資材として活かすことが可能な素材でもある。 だけに、やぶの中に雨ざらしのままに山積みにして捨てずに置いたのだが、さすがに見苦しいものを感じて何とかしなければと言う思いがあった。 これが、インターネットになにかを探していて見かけたジャングルの中に点在する、第二次世界大戦の残滓ともいうべき巨大な鉄くずの点在する風景がヒントになったのだ。 「くず鉄をくず鉄のままに置くから見苦しい!」のだ。これに「これは、なに…!?」と思える状況を与えてしまえば良いのではないかと言うことである。つまり、「鉄くず」を、さながら透かし彫りかレースのようなドーム状に溶接してみた。 結果は、思い通りだった。これを見る大半の人が「これは…!?。」と思ってくれるようだ!。ちなみに、これを資材として再利用するときには、「点付け」してあるその溶接部分を外せば良い!。 してやったりである!。 つまり、古い瓦も、一見、野外にデザインされた照明器具にも使えるように…!。そして、「これは…!?。」とも思えるように意識して「埋めて置いた!」のだ。 さらに、その半分を地中に埋めたことで、子どもたちの誰かが、いたずらに乗っても壊れにくい状況までも生まれたようだ!。 些細なことではあるのだが…!。
by nature21-plus
| 2009-10-13 00:00
| 日々雑感&たわごと
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